8台目のバイク YAMAHA TZR250R

 7台目にして初めて「ロード・バイク」のオーナーとなって以来、すっかりロード・バイクの
 魅力にはまってしまいましたね?

  そうすると・・・やはり、もっと尖がったところへ行ってみたくなるものです。

 そこで選んだのが、そろそろピークに差し掛かり始めていた「2スト・レーサー・レプリカ」の
 最高峰の一台『YAMAHA TZR250R』でした!

 YAMAHA TZR250R 1991年型

 V型2ストローク・エンジン  250cc
 45馬力 乾燥重量126kg(軽い!)
 定価 629,000円

 この価格が、高かったのか?
          安かったのか?

  私は、安かったと思います!
 こいつは、凄かったです!!!

 初代TZR(1KT)、二代目TZR(3MA)
 にも乗りましたが、レベルが違いました!

 それまで乗っていたRZ250Rとは・・・

   も〜別世界でしたね? 
 ゼッケン・プレートの緑色は、世界GPの
 カラーリングだったのですね?

 ですから、GPマシンの様にステッカーを
 いろいろと貼っていました。
 V型エンジンの為に、サイレンサーの位置
 が左右違います。

 ガソリンスタンドの「おっちゃん」によく、不思
 議がられました?(当時は、セルフスタンド
 は、勿論有りませんでしたから)
 スイング・アームは、左右非対称です。

 リアタイヤのブレーキは、フロントブレーキ
 に比べると、「申し訳」程度の大きさです。

 これが格好良かったのです!
 レーシング・マシンのみたいで。
 エンジンは、カウルを外しても見えません

 上下気筒別体式のエアクリーナー・ボック
 スの為に見えません。

 この様に、非常に込み入った構造になって
 いるのですが・・・実は、レーサー仕様にし
 エアクリーナーとかを外すと、非常にスッ
 キリとした構造になるように造ってあるの
 ですが・・・
 チャンバーは、勿論変更していました!
 (軽量化のためです!)

 SP忠男の「ジャッカル」でした。

 「2ストは、音がね〜?」と、言う方が
 ありますが・・・私は、2スト・チャンバー
 の音が、大好きですね!
 乗り味は、最高でしたね!

 エンジンは、超強力!!!

 と、言っても扱い易いのです。
 RZよりも扱い易い、そしてもっと強力!

 ブレーキも、強力!

 150km/h以上からでも、リア・タイヤが
 浮き上がるぐらいでした。
 ハンドリングは・・・それは、もう・・ヤマハ
 ですよ!RZなんかとは、別次元のハンド
 リングでしたね。

  しかし、そのハンドリングを引き出そうと
 すれば、それなりの方法をとらなければな
 りません。 でも、それが楽しいのです!

  やったことに対して、ハッキリと答えを返
 して来るのです。


  このバイクは、本当に乗っていて楽しかったですね!

 「レーサー・レプリカ」は、乗るのが窮屈でしんどい?と言われる方がありますが・・・とんでもない
 決して窮屈ではないのです。前後左右に自在に動けるポジションなのです。それが出来ないと
 サーキットで1000分の1秒を戦う事は出来ません。(私は、戦ったことは無いですが)

 「レーサー・レプリカ(今で言う、スーパースポーツ)」は、乗れる機会が有ったら絶対に乗るべき
 です。本当に面白いですよ! でも、汎用性は少ないので乗り方が限定されるのは確かです。
 服装や装備もですね。最低限、フルフェイス・ヘルメットにグローブ、ブーツが欲しいですね!
 (半ヘル、雪駄履きで乗るのだけはやめてくれ!)

  と・・・非常にお気に入りのバイクだったのですが・・・通勤中に六甲山(この頃は、毎日のように
 六甲山を通って通勤していました)で、スピード・オーバーでセンターラインをはみ出して来た車
 (S13シルビア)に正面衝突で激突されて廃車になってしまいました!

  幸いにして、私のからだは・・・衝突する瞬間に相手の車のルーフ上を飛び越えたので、大きな
 ケガは無かったのですが・・・バイクは・・・見た瞬間に「廃車や!」と、わかりました。

  その時に私が、思ったことは・・・・・「次は、どんなバイクに乗ろうかな?」・・・でした。 


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