これが今現在のメイン楽器です。 18世紀以前には、かの有名なストラディバリ 以上に高額な値段で取引されたと言う、ドイツの名工 『ヤコブ・スタイナー』の楽器のコピーモデルです。 ドイツ、ボヘミアあたりの工場製の安物なのですが 何時の物かはよく判りません? ちなみに、フォーギー・マウンテン・ボーイズのポール・ウァーレン も、同じスタイナー・スタイルのフィドルを使っていました。 ラベルには手書きで、「Opened 1905」とあるので 作られてから100年〜150年ぐらい経過しているのかも しれません?関東におられるバイオリン製作家が徹底的に 手を加えて再生された物です! |
この楽器の一番の特徴は・・・楽器の表板の膨らみが 通称「ハイアーチ」と呼ばれる大きな物です。 以前に神戸の「アコースティック・ハーモニー」と言う 楽器店にて弾かせてもらったハイアーチのバイオリンが あまりにも良い音がしたので忘れられずに、探し続けて いたところ運良くネットオークションにて落札、購入出来たものです |
バイオリン製作家が徹底的に手を加えた物だけあって 非常に良い状態です。 全く同じような楽器をもう一本所有しているのですが、 全くの別物と言えます。 どの様な手が加えられているのかは、下に画像で 示します。 |
御覧の通りに、表板の割れ修理、表板の板厚調整、バスバー交換、ペグボックスの調整、ネックのリセット
、側板の高さ調整、全体のリフィニッシュなどなど・・・全体に修理の手が入っており、非常に良い状態に
なっております。
音は、非常に大きく(そこが一番のお気に入りです!)、そして私好みです。
唯一の難点?は、ハイアーチの形状からくるもので仕方がないのですが・・・ボディーを、あごで挟んだ時の
おさまりが悪いのです!どうも、しっくりとこないところがあります?
肩当てを使用すれば問題はないのでしょうが・・・私は、肩当ては使わない派なので・・・
それでも、それらを補って余りあるものが、この楽器にはあります!
ですから、これから先も・・・この楽器がメイン楽器でしょう!