四条畷のだんじり 


 今回は、大阪府の四条畷付近のだんじりを紹介いたします。

この付近のだんじりは俗に、「北河内型」とか「讃良型」と呼ばれているだんじりです。

その特徴は、何と言っても・・・その大きさです!

画像は、今から20年近く前の時の物なのですが・・・川面のK君に連れて行ってもらったのですが・・・行く道中に「なんぼ米谷のだんじりが大きいからと言っても、この辺のだんじりをみたら、びっくりしますよ!」と言われたのですが・・・ほんまにびっくりしました!!!

 ま〜画像を良く見てみてください!


 休憩中の「北出」だんじりです。
 ま〜大きい事!
 こちらが、曳行中の画像ですが・・・

中二階の高欄の下に、押し手の人間が入ってしまいます。
 どれだけ大きいか良く解ると思われます。
 こちらは彫師『小松源助』?で、有名な「雁屋」だんじりです。
 こちらは、特に大きいそうです?
 ほんとうに見上げる様な?大きさです。
 本体が大きいですから、当然の事ながら彫り物も大きな物です。

 大屋根下の「龍」の彫り物です。
 こちらは小屋根下の「獅子」の彫り物ですが、実際の子犬ぐらいの大きさがあります。
 中二階を支える組木の部分です。

 大きな構造物ですので、この様な組木の方法がとられています。
 高さが5mを優に超えていますので、屋根の上に上るのは、大変です。
 完全に「フリークライミング」の世界ですね?

この様な大型のだんじりにこそ、「梯子」が必要なのではないでしょうか?
 方向変換は、こんな感じでやっていました。

前を上げる事もあるそうです。
ちなみにこの場所は、国道170号線です。
二周ほど回していましたが・・・その間、国道は勿論ストップ状態です。
 後ろに信号機が写っていますが、曳行する時は信号機は避けて通っていました。
 避けなければ、当たってしまう高さがあるのです!

 こんな感じで、この方面のだんじりは非常に大型のものが多いです。

今現在は、画像の頃よりも修復されただんじりも多くなり良い状況になっている事と思われます。


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