錦織神社祭礼

 大阪府富田林市の錦織神社のだんじりです。

 この周辺は「石川型」と呼ばれる、非常に細長く背が高いだんじりです。

 初めてこの型のだんじりを見た
 時は、驚きました!!!

 非常に背が高くて、中二階の
 舞台が前にせり出しているのです。
 前後の真ん中に、大きな提灯を
 付けるのが、この型のだんじりの
決まりごとのようです。
 前から見ると、独特の屋根の形
 が、良く解ります。
 旗飾りは、後ろに付ける
 もしくは、手に持って振り回すようです。
 錦織神社から、「錦織」の
 だんじりだ出て来ました。
 
 ここのだんじりは、たくさんの
 提灯を付けていました。
 非常に背が高く、中二階の舞台
 の前面に、たくさんの人が乗っ
 ています。

 その中心となる方が、「曳き唄」
 を歌いながらの曳行です。
 
 基本は「伊勢音頭」らしいの
 ですが、いろんな歌を歌っていました。

 近鉄長野線の「川西」駅の
 周辺です。
 ここも曳き手が、中二階の高欄
 の下に入ってしまいます。

 高さだけなら「北河内型」と、
 同じくらい有るでしょうか?
 屋根にはたくさんの人が乗って
 いました。

 本当に、この「石川型」と呼ばれる、この地方のだんじりは独特です!
 曳き唄を歌いながらの曳行も・・・そして、ここには画像が無いのですが・・・
 曳行中に「横しゃくり」をするのも、曳き方の特徴でしょう!
 これだけ背が高く細長いのに「横しゃくり」をすると、当然のことながら
 横倒しになる危険性があります。(事実、横倒しの事故は有るらしいです。)
 それを防ぐ為に、屋根からは左右に長いロープが出されております。
  しかし、「横しゃくり」はタブーの我々から見ると・・・怖くて見てられません?

 でも、この地域の人達には「あたりまえ」のことなのでしょう?
 地域ごとの伝統?を、受け継いでいかなければならないのが、「祭り」です。
 昔からの伝統は、守られてゆくことを願います。

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