2台目のバイク KWASAKI KL250

  
今回は、2台目に買ったバイクです。

  初代のヤマハTY50には、長く乗っていたのですが・・・

 有る時、交差点近くで左側のガソリンスタンドへ、ウィンカーも出さずにいきなり曲がった自動車に巻き込ま
 れの事故に遭わされたのをきっかけに・・・「やっぱり・・・もう少し大きなバイクの方が安全かもな?」と、
 思い・・・意を決して教習所通いの後に購入したバイクです!

 KAWASAKI KL250 です!
 
 1980年 4月のデビューです。

 発売されて直ぐに買った覚えがあります。

  おかげで、家の近所のバイク屋さんには何処もまだ
 入荷の予定が無く・・・逸る気持ちに負けてしまい・・・
 茨木市のヤマハオートセンター(現レッドバロン)にて
 購入しました。
 何故にこのバイクになったのか?

 理由は、いくつか有った様に覚えています。

 が〜、一番の理由は他に「これや!」というモデルが無かったのが
 大きな理由ですかね?

  ちなみに他のメーカーは、スズキの「ハスラー」は・・・デザインが・・・
 時代遅れ? ホンダの「XL250S」は・・・フロントタイヤが23インチと
 いうのがどうも・・・それより先に「ホンダ」やしな?(当時はHONDA嫌い
 でした)・・・最後まで迷ったのが、ヤマハ「XT250」でした!
 では何故に「KL250」を選んだのか?

 それは・・・サスペンションのストローク長だったのです。

 当時のオフロードバイクは、現在の物のように本格的なオフロード用
 のサスペンションなど装備してはいなかったのです。

 どのメーカーの物も、せいぜい12,3cm位だったように覚えています。
 その中で「KL250」だけは、18cm位有った様に覚えております。
 
 この長さの違いは、選ぶに十分な理由だったように思います。
  しかし、そのサスペンションストロークの長さがこの
 バイクの寿命を縮めようとは・・・

 購入時には思いもよりませんでした?

  メーターは、あの当時の標準で、速度計と回転計の
 2連メーターです。

  ちなみにこのモデルの時代から、時速80kmで点灯
 する、「速度警告ランプ」が義務付けられたと記憶して
 おります?
  フロントサスペンションは「セミエア式」で、調整バルブが点いていま
 した! ほとんど意味は無かったですが?

 また、電装系は当時の標準? 6ボルト電源でした。

 ですから、ライトは・・・ま〜暗い事!

 雨が降ったらまったく役に立ちませんでした?

 自転車のライトと同じく、自分の存在を知らせる程度でした!
  エンジンは、OHC 2バルブの4ストローク250cc21馬力で、ごくごく
 普通のエンジンでした。特にパワフルでもなく、癖もなく扱い易い
 エンジンでした。

 燃費は非常に良く、リッター35km位はありました。

 ツーリング好きの私には、丁度良いエンジンでした。
 シートは幅も有り、ゆったりとした物でした。

 ツーリングで荷物を積んでも安定してました!
  カラーは、本当はカワサキカラーである「ライムグリ
 ーン」が欲しかったのですが・・・発売当初は、設定が
 ありませんでした?

  しかし、後で知った事なのですが・・・「ライムグリーン」
 がカワサキカラーになる以前は、「赤」こそがカワサキ
 のオフロードバイクのトレードマークだったそうです。

 このバイクがデビューした頃は、まだその時代の方
 が、たくさんカワサキにはおられたのでしょう?
 つまりは、それだけ思い入れの強いカラーリング
 だったのでしょうね?
  このバイクには、長く乗るつもりだったのですが・・・
 近所の山の上で遊んでいた時に、ジャンプして着地
 した時・・・突き出ていた岩の上に、エンジン部分から
 下りてしまい・・・運悪くドレンボルトの所を強く打ち
 つけてしまい・・・クランクケースに、ひびが入って
 しまったのです!
 サスペンションストロークが長い割には、最低地上
 高が低いモデルだったのです。

 いろいろと誤魔化しの修理はしてみたのですが・・・
 オイル漏れが治らずに、買い替えることになしたのです。

 こんな訳で・・・結構気に入っていたバイクだったのですが、私の中では短命に終わったバイクでした。

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